クレンジングオイルは乳化してメイクを落とす!その理由と違いは?
クレンジングオイルを使ってメイクを落とすとき、どのようにして落としていますか?メイクとクレンジング剤をなじませたあと、いきなりぬるま湯ですすいで落とそうとしていないでしょうか?
クレンジングオイルを使う場合は、メイクとなじませたあと、すすぐ前に乳化するのがポイントです。乳化というのは、この場合、水と油を混ぜ合わせることで白濁した状態にすることです。
以下の上の写真はクレンジングオイルを手に出したもので、下の写真がそこに水を混ぜて乳化したものです。
白く濁っているのが分かりますよね。なぜこのようになるのかというと、混ぜ合わせることで粒子が細かく砕かれ、光が浸透しなくなるためです。
クレンジングオイルをメイクとなじませたあと、いきなりすすごうとすると、油が水をはじいてしまって、落ちも悪くなりますし、落とそうとして強くこすってしまうことにもなります。
また、水となじむのに時間がかかってしまい、すすぎにも時間がかかって、肌への負担が大きくなります。
そこで、すすぐ前に、ぬるま湯を顔全体に軽くつけて乳化しておくことで、すすいだときに水とのなじみが良くなり、メイクも落ちやすくなりますし、すすぎの時間も短く済みます。
乳化したときと乳化しないときの違い!
なじませた段階では、ウォータープルーフのマスカラとアイライナーが残っていました。最終的には全部落ちましたが、すすぎで落ちるまでに1分くらい時間がかかりました。
こちらも同じクレンジングオイルを使っているので、なじませた段階ではアイメイクは残っていました。その後、乳化して白濁させてからすすいでみると、残っていたメイクが落ちるのが30秒くらいと早く、ヌルヌル感がとれるのも早かったです。
今回の実験では、写真では分からないですが、メイクが落ちるスピードが明らかに違いました。クレンジングオイルを使っているけど今まで乳化して使ったことがない人は、ぜひ試してみて下さい。乳化の効果を実感していただけると思います。