30代からの正しいクレンジング方法!間違った使い方はトラブルの元!
クレンジングはスキンケアの中でも特に重要な工程であると同時に、肌に最も負担のかかる行為と言われています。クレンジングの正しい使い方やメイクを落とす際の注意点を見てみましょう!
30代からのクレンジングの注意点
若い頃は肌がうるおっていてバリア機能がしっかりしているので、クレンジングの使い方を気にしなくてもトラブルになるようなことはほとんどなかったかもしれません。
でも30代に入ってくると女性ホルモンの減少などの影響もあって、肌のうるおい成分が減少し肌が乾燥しやすくなり、バリア機能が衰えてきます。
そうすると外からの刺激を受けやすくなるため、間違ったスキンケアを行っていると肌トラブルを起こしやすくなってしまうんです。
あなたもどこか20代との違いを感じているのではないでしょうか。特に界面活性剤が多く含まれているクレンジングは、洗顔と比べても肌への負担が大きいので、影響も大きくなってしまいます。
メイクを落とすうえで特に注意したいことは、
ゴシゴシこすらないこと
時間をかけ過ぎないこと
ゴシゴシこするとメラニンを誘発してシミができやすくなりますし、時間をかけ過ぎると肌に必要なうるおいまで奪われ、ますます乾燥しやすくなってしまいます。
ただ、メイクがしっかり落ちていないと、その後の化粧水や美容液の浸透が悪くなってしまうので、しっかり落とすことも大切です。
今一度、正しいクレンジングの仕方をチェックしましょう!
メイクアップリムーバーの使い方
オイルタイプやバームタイプはメイク全体を一発で落としてしまうものが多いですが、それ以外のクレンジングを使っている場合は、ウォータープルーフなどの落ちにくいメイクは、メイクアップリムーバーを使って落とすのが基本です。
【メイクアップリムーバーの使い方】
1.コットンへたっぷりリムーバーを含ませる
2.コットンをまぶたにのせて10秒くらいおく(時間は各リムーバーの使用方法に従う)
3.こすらないようにやさしくコットンをスライドさせて拭き取る
また、メイクアップリムーバーを使うと刺激を感じたりして使えないという場合は、もう少しやさしく落とす方法として、オリーブオイルを使ってポイントメイクを落とす方法もあります。
クレンジングの使い方
だいたいさくらんぼ大とかマスカット粒大というのが多いですが、適量よりも少ない量で使っている人が多いようです。
量が少ないと顔全体に広げるときにこすってしまうことがあるので、肌をキズつけてしまうこともあります。少しもったいないと思うかもしれませんが、多めの量を使うくらいのほうがいいです。
Tゾーン→Uゾーン→目元→口元というように、皮膚の強い部分から広げていき、皮膚の弱い部分にクレンジングが触れている時間を極力短くします。
ちょっと冷たく感じるくらいのぬるま湯で洗い流します。(お湯だと肌に必要なうるおい成分が落ち過ぎてしまうため)
また、メイクをしっかり落としつつも、全行程を素早く行う必要があります。界面活性剤が長く肌に触れているとうるおいがどんどん奪われて乾燥しやすくなってしまうんです。
だいたいメイクとなじませるのに40秒、すすぎに20秒の計1分くらいと言われています。
本来、年齢に関係なく正しい方法でクレンジングを行うのが理想ですが、30代に入ったあたりからは、バリア機能が衰え肌トラブルを起こしやすくなるので、特に意識したほうがいいと思います。
肌をこすったり、クレンジングに時間を掛け過ぎたりすると、乾燥を助長してしまうこともあるので注意が必要ですよ!